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DRAGON BALL カラー版 サイヤ人編(ネタバレあり)

夜暑くて寝付けない時にふと DRAGON BALL カラー版 サイヤ人編を読み返しました。

 

今読んでも面白いですが、リアルタイム(週刊少年ジャンプ)で読んだときはとにかく驚きました。

 

当時はサイヤ人編前のピッコロ大魔王編(天下一武道会まで)で終了するかと思っていたぐらいですから(亀仙人のもう”ちょっとだけ”続くんじゃ、というセリフは有名ですね)、原作開始から数年経過後に世界観を大きく広げる設定が追加されたことに驚愕しました。

 

主人公である悟空やライバルのピッコロが実は宇宙人だったという設定になり、宇宙からドラゴンボールを求めて宇宙人(サイヤ人)たちが攻めてくるという展開になりました。また、このサイヤ人編後のフリーザ編へと続く宇宙世界の示唆も行われておりドラゴンボールの世界の奥行きが増しているのです。第2の主人公とも言える悟空の息子・悟飯もこのサイヤ人編から登場します。

 

またドラゴンボール超では悟空と並んで活躍するベジータもこのサイヤ人編から登場しています。今では考えられないぐらい冷酷で仲間のナッパをあっさり殺してしまう様な悪人としての登場です。後に家族思いの優しいパパになるとは思えませんよね。

 

サイヤ人編は敵との戦闘力差が他の編よりも高く見えます、悟空がここまで緊張して戦うのってあまりないと思います。いつもどんなに強い相手でもどこか精神的に余裕がありましたが、今回は自分の命を捨てての勝利を選択するぐらい必死です。でもこの緊張感のある戦いがサイヤ人編をより面白くしていると思います。

 

漫画で一気読みするとわかるのですが、アニメと違ってベジータたちが来るまでの1年という期間があっという間に過ぎます。リアルタイムでアニメを見ていた人は良く知っていると思いますがアニメはとにかく長いのです。原作に追いついてはいけないという制約のもと回想や間が長く、またオリジナルストーリーも展開され原作パートの進行が遅かったのです。(のちにドラゴンボール改というテンポをよくしたバージョンが放送されました)

 

原作が今でも面白いことにあらためて感心しました。また現在は白黒ではなく綺麗なカラー版があり、より読み易く楽しむことができます。

 

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