映画ドラゴンボール超 ブロリー レビュー <ネタバレなし>
DVD・ブルーレイが6/5に発売となった映画ドラゴンボール超 ブロリーを見ました。
感想としては後半のバトル描写が凄くて、見てスッキリさせてくれた、という感じです。製作者の方の圧倒的な熱量を感じました。またおっちゃん的に好きだった伝説の超サイヤ人ブロリーの復活が嬉しいですね。
ストーリーはシンプルで、登場人物もテレビ編と比較すると主要キャラ数人のみにだいぶ絞られています。その分なのか、ほぼ半分の時間を占める後半のバトル描写が濃密です。
今回の主軸はドラゴンボール超の世界に、ブロリーを設定を新たにして加えるための物語だったのではないかと感じました。過去作品と比較するとブロリーの性格は残虐ではなく、優しく純粋な心を持った超サイヤ人に必要な要素をしっかり抑えたキャラクターに生まれ変わっていて、他のレギュラーキャラ同様に憎めない存在へと変化したのを感じます。また通常時のビジュアルも昔のヒョロ男からヤムチャベースの様なカッコ良いデザインに変更されています。
バトル描写は背景、エフェクト、キャラクター含めて2Dのものと3Dをうまく組み合わせて、ド派手な演出を行なっています。 後半これでもかというほど爽快な高速アクションを繰り広げています。途中ブロリー視点で悟空と戦うシーンがあって自分が悟空と戦っているかの様な体験をさせてくれます。
ラストは個人的にドラゴンボール超らしいポジティブな終わり方だったと思います。
今作では今なお盛り上がりを見せるドラゴンボールという作品にあらためて驚かされました。昔ドラゴンボールを見ていた人、ドラゴンボール超を見ていた人どちらにもおすすめできる作品だと思います。