おっちゃんのぶつよく

デジといブログ

デジタルなもの、玩具を紹介します

スポンサーリンク

TerraMaster D2-310 2ベイHDDケースを購入してRAID1を組んでみた

AmazonでTerraMasterのRAID1(ミラーリング)に対応したHDDケースを5月1日時点で1.4万円程度で購入しました。

 

 

利用目的は動画やソースコードのローカルバックアップ目的です。複数人で同時に共有する訳ではないので、ディスク故障が起きてもデータ保全できて、なるべくアクセスが速い環境を安く構築したいと思いました。

 

このケースはLAN経由でアクセスするNASではなく、USB経由で1台のPCで占有して利用するタイプのものです。USB3.0(10Gbps)経由なので自宅のLAN経由(1Gbps)よりも理論上高速なアクセスが可能です。

 

ディスクは2.5か3.5インチのものが利用可能です。東芝製の1TB HDDを2台合計7千円台で購入出来きたのでRAID1という複数ディスクに同じ内容を書き込むモードでディスク環境を構築しました。RAID1であれば2台中ディスクが1台故障してもデータは失われず、故障した方のディスクを交換することで通常状態に戻すことが可能です。(他にも2台のディスクを別々のものとして運用したり、RAID0という分散書き込み、分散読み込みで高速化するモードにも対応)

 

RAID1の構築手順はいたって簡単でした。まずUSB経由で起動状態のPC、電源アダプタをコンセントと繋いでHDDケースフロントの電源ボタンを押して電源ONにした後、背面のモードスイッチをRAID1に回してRESETボタンを5秒以上を押します。その後接続したPC(今回はMac)上でOS標準のディスクユーティリティアプリ上で認識するので、ディスクに対してErase(一瞬で完了)したら完成です。

 

構築した環境の性能は下記の通りです。キャッシュなしの状態での読み書きテストの結果です。読み込みが1.33Gbps、1.48Gbpsなので自宅のローカルLAN(1Gbps)より速いです。ディスクをSSDにしてRAID0にすれば、性能はもっと出ると思いますが今の私のバックアップ目的であれば十分な性能です。(メーカー公称では読み書き共に3Gbps程度の性能が出るとのこと)

f:id:nekogoron:20190502023217p:plain

 

音についてはディスクアクセス中ファンの音が少しするくらいであまり気にならないのですが、ディスクに暫くアクセスしていない時はスリープ状態になって殆ど音がしません。とても静かです。

 

Amazonのレビューを見ていると事実かわかりませんが長期での運用に問題がありそうなのですが、製品保証が2年あるので個人的にはこの価格なら十分かなと思います。

運用観点で今後実際にどのぐらい正常に稼働できるか確認したいと思います。

 

インターネットがもっと速ければクラウドサービスもありかなと思いますが、それはもう少し先の話かなと思っています。

 

スポンサーリンク