小説 FINAL FANTASY XV -The Dawn Of The Future- はゲーム本編をプレイした人は是非読んでみて欲しい(ネタバレなし)
小説版FF15(ハードカバーで結構重い)を購入して読んでみました。これは明らかにゲーム本編をプレイした人向けの補完であり完結させるための重要なエピソードが語られています。逆に本編未プレイの方には概説がついているものの、まず物語に入り込むのは難しいと思います。概説はあくまで本編をプレイ済みの人向けのおさらいといった感じです。
具体的には書きませんが、印象に残ったポイントは下記の通りです。ゲーム本編とは分岐した異なるif世界なのですが、こちらが本編と考えても良いぐらいよく出来た内容で楽しめました。
・ゲーム本編とは異なる結末
・アーデンの立ち位置
・ルナフレールのその後
・バハムートの素顔
個人的にプレイ中、ずっとバハムートが何故仮面を被っているのか気になっていたのですが、ゲームでは一切その意味については語られませんでした。しかし小説では仮面の奥の素顔についてしっかり言及がされています。
元々はDLCとしてリリースされる予定だったとのことですが、小説版の方が本編だと思えるぐらい、これまでのFFの様な王道的なストーリーになっています。これまでの方向性と同じという点で多くの人がこちらの方の結末を望んでいたのではないでしょうか。
本編発売から数年が経過しましたが、この小説を読んではじめて物語は完結する、それぐらい読み応えのある内容でした。
小説 FINAL FANTASY XV -The Dawn Of The Future- (GAME NOVELS)
- 作者: 映島巡,『FINAL FANTASY XV』開発チーム
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2019/04/25
- メディア: 単行本
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